ぴぎすけの過払い請求日記 2014

2014年、額面400万円超の借金から自力で金融業者に過払い請求をする経過を日記にしました。

4月22日 第2回口頭弁論

第2回の口頭弁論日。

受付の予定を見ると自分は2番目。

そして、裁判官の名前が変わっているので、事務官だけではなく裁判官も異動になったようだ。

 

控室で時間を潰し、開始時間の10分ほど前に法廷に入る。

出席(?)を届け出て傍聴席に座ろうとすると、書記官から原告席に座るように言われる。

どうやら最初の予定の弁論は無くなったらしい。

 

席に着くと被告の第1準備書面を渡される。

 

程なく被告代理人も現れ、着席。

 

開廷まで時間がないので、サッと目を通したところで裁判官が入廷し審理開始。

 

今回も次回日程を決めるだけで終わるのかな? と思っていたら、裁判官から和解交渉に付いて訊かれたので、ここぞとばかりに交渉の経緯を伝える。

 

「被告とは3月31日と4月4日に電話にて和解交渉を行いましたが、被告から具体的な和解案が提示されていないため、和解に至っておりません。」

「また、4月4日の交渉の際、被告より代理人を立てるとの発言があったので、早めに準備書面を提出するように伝えたところ、分かったとの返答があったが、先週金曜日の時点で準備書面が出ていないばかりか、裁判所に対して代理人の委任状さえ出ていなかった。」

 と被告による審理の遅延を匂わせる発言をしてみた。

 

裁判官からは全く条件の提示がなかったのか? との質問があったので、「具体的な金額提示は無く、訴状の金額の1割引と言う発言はあったが、支払日については全く言及されていない。」と言うと、裁判官から

「1割引きというと520万円ほどですか、原告は早期支払いならこれでも良いということですか?」との問いがあったので、「その金額だと訴状の金額からでも約60万円少なくなります。普通の会社員にとっては とても大きな金額になりますので、その条件では和解できません。」

と返しておいた。

(何となくだが、この裁判官 判決を書きたくないタイプっぽいなぁ…と感じた)

 

被告から準備書面が出ているので、原告も反論を出すように言われ、次回の期日を決めて閉廷となる。

 

法廷から出た場所で被告代理人が待っていたので、立ち話をする。

 代理人曰く、期日直前で受任した為、状況を把握していなかったことを謝罪されたので、まずはキチンと和解条件を提示してもらうように伝える。

 

その後、被告の第1準備書面を読んでみると

アコムが敗訴した最高裁 平成23年12月15日判決を逆説的に引用していたりしてなかなか面白い。

全8ページの準備書面で色々と書いてあるが、要するに争点は「悪意の受益者」に付いてのみ。

甲号証として17条・18条書面を提出しているが、全て他の契約者のサンプルなので、この辺りから突こうかな。

 

でも、裁判官は判決を書きたくなさそうなタイプなので、被告代理人を上手く利用し、アコムから少しでも良い条件を引き出しての和解も視野に入れないといけないかも。

 

因みに今日時点での満5+5金額は587万円ほど。

満5で約581万円なので、最低でも580万円が和解ラインかなぁ…。